コーヒーインストラクターの勉強 

やりたいこと100個
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はじめに

やりたいことリスト2つ目!

今回は、コーヒーについて勉強しました!

正直、コーヒーを飲むことはすごく好きなのですが、

淹れ方や味わい方などを全く知らずに生きてきました…w

せっかく好きなことだから!と思いコーヒーの勉強をしてみようと思い立ちました!

まず体系的な知識を学びたいな、と思ったのでセミナーのような形式で座学と実践を

学ぶことができる場が欲しいと思いました。

なので、色々調べた結果、JCQA3級が自分の求めているものに近いと判断したので、早速応募して参加することにしました。

JCQA3級とは、

別名「コーヒーインストラクター3級」です。(こちらの方がご存知の方多いかも)

コーヒーインストラクター3級とは、全日本コーヒー商工組合連合会が認定する入門資格で、

講習会受講のみで取得可能です。

コーヒー豆の生産から抽出技術まで体系的に学ぶことができるらしく、

日常生活から業務まで幅広く活用できる知識が得られます。

2025年現在、全国30以上の会場とオンラインで受講可能です!

ただ、全ての会場が定期的に受講を実施しているわけではないので、

随時チェック受講できるかチェックする必要があるかと思います!

3級とはありますが、講義に参加するだけで試験なしで取得することができる資格なので、コーヒーがすきな方ならどなたでも取得可能です!

実際に講義に行ってみた

さて、実際に予約していよいよ講義の日になりました!

指定された時間に会場のビルにつきましたが、私は入口がなかなか分かりませんでしたw

指定時間の少し前に着くのがおすすめです!

建物に入って受付を済ませると、小会議室のような部屋で講義が始まりました。

(講師の方からブログに載せて良いとの許可をいただいたので、写真や内容について紹介させていただいています。)

講義:座学編

以下が実際に使用したテキストです!

講義1時間、実技1時間の合計2時間の内容でした。

講義に関しては、

資料がとても分かりやすく、コーヒーに興味がない人でも恐らく「へぇ〜」となるような楽しい講義でした!

特に印象に残っていることをまとめると、

  • コーヒーは基本アラビカ種カネフォラ種の2つがメインである。
  • アラビカ種は全世界で6割ほどを占めており、少しお高い。
  • カネフォラ種は3~4割ほどを占めており、インスタントコーヒーなどに使われているためお安め。
  • よく聞くブレンドとは色々な産地のコーヒー豆を混ぜているものを指す。
  • ブレンドする理由は1つあたりの産地の割合を減らすことで、全体的にはいつも同じ味のコーヒーを提供することができるようにするため。
  • 単品(たんぴん)とは使われているコーヒーの種が一種類だけであること。ただ、ブルーマウンテンなどお高いものの単品だとかなり高額になってしまう。
  • ドリップの抽出で毎回違う味になる理由は、早く淹れると酸味が、遅く淹れると苦みが目立つようになるため。毎回同じ味を手軽に淹れたい方は、プレス式を使うのがおすすめ。
  • カフェインの量は深煎りでも浅煎りでも変わらない。大体1~2%ほど。
  • 淹れたてのコーヒーが美味しかったのに少し時間が経つ酸っぱくなるのは、化学変化のせい。
  • コーヒー豆は脱臭効果があるので、野菜室などで蓋を開けてしまっておくと、冷蔵庫の匂いを吸収してしまう。なので、必ず密閉しておくべき。

他にも色々なことを教えていただきました!一時間とは思えないほどの知識量で聞いていて全く飽きなかったです!

講義:実技編

次に、いよいよ実技です!

こんな感じの家庭感のあるお部屋で実践させていただきました!

【キッチンの様子】

【お部屋全体の様子】

内容としては、実際にドリップコーヒーを淹れて、

それをグループの皆さんの飲み比べるという内容でした。

始めにドリップの仕方を教えていただけるのですが、私にとっては内容が複雑で覚えきれませんでした…!(普段の自分の淹れ方と全然違うため)

講師の方が教えてくださった淹れ方(うろ覚え)

ドリップ式の入れ方

粉は珈琲一杯:15g、2杯:24g、3杯:28gです。

お湯の温度は90度~96度にします。

  1. ドリップの式の器具に紙のフィルターをかけた状態でお湯をかける。
  2. 下に溜まったお湯をコップにいれてコップを温める。(コーヒーは冷えるとどんどん酸っぱくなってしまうので、そのスピードを緩めるために器具を温める)
  3. 紙をセットして粉をいれる。そして、90〜96度のお湯を粉に入れ始める。最初はまわすようにして20秒ほど蒸らす(全体に行き渡るように)
  4. そのあと6割くらい泡が膨らんだら止める、を繰り替えすようにして細ーく長く入れていく。(一点同じところに細く長く淹れていく。2杯で3分程度かけるイメージ)
  5. 淹れ終わったら、終わったら浮かんでる泡を取って完成。

一杯分だと分量の調節や淹れる時間が難しいため、杯数が多い方が簡単に美味しく入る。

一杯分を淹れるとすると、かなり淹れるお湯を細くして3分くらいかけていれる。

以上が教えていただいた淹れ方になります!

この淹れ方が正解なのではなく、様々な淹れ方があるので、あくまでも参考にしてください、とおっしゃっていました!

自分だけの美味しい淹れ方を探していきたいですね!

無事座学と実技を終えると、3級の合格書をもらうことができます!!!

コーヒーをもっと楽しむためのQ&A

ここからは、先生に生徒の私達が聞いたことをQ&A形式でまとめていこうと思います。

お茶菓子とコーヒーの相性はどうやって判断する?

A.お茶菓子に酸味がある場合は酸味があるコーヒー、チョコケーキなど甘さが目立つものには苦めのコーヒー

酸味のあるコーヒーが苦手な方は、ラズベリーのムースなどと合わせて食べてみると、新しい扉を開くことができるかもしれません。

Q.プロの方がよくテイスティングなどしているが、淹れ方一つでかなり違うがどのように見分けているのか?

A.単品ならプロの方なら殆ど間違いなく味の違いが分かるが、ブレンドになると難しい。

ブレンドの簡単な割合はわかるそうですが、使われている豆の種類を完璧に当てることは難しいそうです。といっても、体調によっては全然違った味の感じ方になるので常に確実ではないらしいです。

アイスコーヒーの美味しい淹れ方は?

A.通常の2倍抽出し、グラスに氷を入れ、そこにコーヒーを淹れて一気に混ぜる。

2倍抽出するのは、氷で味が薄くならないようにするためです。

普段家で飲むときは1杯分に氷を入れたりしていたので薄くなっていましたが、よくよく考えれば2倍の濃さならちょうど良くなって美味しいですよね!

やっぱり喉が乾いてる方がコーヒーは味わえる?

A.喉は潤ってた方がコーヒーが美味しく感じられる。舌で味を感じるので、乾燥していると感じる味が変わってくるらしい。

ビールや炭酸は喉が乾いている時のほうが美味しく感じますが、コーヒーなどの味を楽しむ嗜好品は適度に喉が潤っている方が深く楽しめるそうです。

最高のコーヒーは存在するの?

A.コーヒーは嗜好品なので正解はない。ただし、自分にとっての最高のコーヒーは存在する

どのコーヒー豆はダメ、ということは決してなく、あくまでも「嗜好品である」ということを忘れずに程々に楽しむのが良いそうです。何事にも言えそうなので、この考えは大切なんですね。

【今回の講義で淹れたコーヒー】

おわりに

全く宣伝や売り付けなどがなく、とっても有意義な時間を過ごすことができましたので、

他の方にもおすすめしたいです。

先生、本日は本当にありがとうございました。

好きなものに対して少し知識がある方が、違う視点から楽しめたり、もっと興味が湧いたりするので、とても良い経験をすることができました!

皆さんも良いコーヒーライフをお過ごしください!

【おまけ:コーヒー豆の欠点の見分け方一覧】

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